【知って得する】車のタイヤを選ぶときの3つの選び方!
車のタイヤは安全に、そして快適に走行するためにも欠かせないものです。
しかし、車を初めて買った方や車についてあまり詳しくないという方の場合、「どのタイヤが自分の車に合っているのか」「どこを見ればいいのか」といったことで悩んでしまうことが多いのではないでしょうか。
タイヤには選び方があり、正しいタイヤの選び方を知ることで、より安全で快適なカーライフを送ることができます。
そこで今回は、タイヤ交換時期の目安、タイヤを選ぶときの3つの選び方について紹介します。タイヤ選びにお困りの方は、ぜひ一読ください。
タイヤ交換時期の目安
車のタイヤ交換の目安として「溝」がすり減っているかどうかで判断するのが一般的です。新品のタイヤには7〜9mm程度の溝がありますが、タイヤをよく見てみるとタイヤの溝には、「スリップサイン」というタイヤ交換時期を知らせてくれる目印があります。このスリップサインが表面に出てきたらタイヤ交換する必要があります。
また、タイヤはゴムでできているので、そのままにしておいても、紫外線や熱などによって劣化していき、タイヤの表面にシワやひび割れが発生します。そのため、まったく走行してない場合でも、タイヤのバーストを防ぐために、目安として「4年前後」でのタイヤの交換をおすすめします。
タイヤを選ぶときの3つの選び方
ここからは、タイヤを選ぶときの3つの選び方について紹介していきます。
タイヤサイズを確認する
タイヤサイズはタイヤの側面(サイドウォール)に記載されています。他にも、タイヤの側面には、メーカー名や製品名、製造番号などさまざまな表示があります。
一般的なユーザーが選ぶときに重要となるのは、タイヤ幅と偏平率(へんぺいりつ)、そして、ホイールサイズの3つです。ラジアル構造を示す「R」や荷重指数、速度記号などは一般的な乗用車ではあまり気にする必要はありません。
タイヤサイズの確認方法は以下を参考にしてみてください。
①205/65R15 ②91 ③H
- ①タイヤの大きさ
- タイヤの幅や高さ、内径などをまとめた部分で各車ごとに違います。
- ②荷重指数
- タイヤ1本で支えることができる最大負荷能力を示す指数です。
- ③速度記号
- 規定の条件の中でそのタイヤが走行できる最高速度です。
タイヤの性能を考える
最近のタイヤは総合的な性能が高くなってきています。主なタイヤの性能種類と特徴について紹介していきます。
低燃費タイヤ(エコタイヤ)
転がりの抵抗のなさを際立たせた低燃費志向のタイヤです。かつて低燃費タイヤは、路面が濡れている状態のときの路面との密着感(ウェットグリップ)が低いというデメリットがありました。しかし、最近ではゴムの材質が進化して、転がりの抵抗減少と安全性が高いレベルで両立できるようになっています。
雨の日に強いウェット性能
一般の車では乾いた路面から濡れた路面まで走りますが、雨の日などの走行を考えると、安全面という側面からウェット性能はドライ性能と同じくらい重要な性能です。
ウェット性能の良し悪しは、タイヤの表面から、いかに排水するかによって異なります。主に斜めの溝(サイピング)が路面との密着を高め、縦を走る太い溝が排水の役割を果たしています。
静粛性、快適性に優れたコンフォートタイヤ
コンフォートタイヤは路面からの衝撃を吸収して振動をやわらげたり、サイドウォールの構造を工夫することで乗り心地を良くしたり、トレッドパターン(タイヤの溝の模様)を工夫したりすることで、路面との摩擦音や風切り音などの騒音を少なくし、静粛性を高めることを重視しています。
快適なドライブを楽しみたい人におすすめのタイヤです。
インチアップするか考える
インチアップとは、車に取り付けられた車輪の外径を変更せずに、ホイールのリム径(タイヤの内径)を大きなものに交換することです。インチアップをするメリットは、走行安定性の向上やドレスアップ効果です。豊富なデザインの中から自分の好みに合ったホイール・タイヤを選ぶことで、車の印象を大きく変えることができます。
しかし、極度なインチアップを行いタイヤの偏平率が減少すると、路面からの衝撃が伝わりやすくなるので、乗り心地が少し悪くなってしまいます。また、燃費にも影響があるので注意することが大切です。
まとめ
車を初めて購入した方や車についてあまり詳しくない方にとっても、一定期間車に乗っているとタイヤ交換が必要になります。いつまでも安全に走行するためにも、最低限の知識を知っておくことが大切です。
タイヤ交換を検討中の方は「株式会社井上オートリサイクル」をぜひご利用ください。当社では国産タイヤ、輸入タイヤともにお取り扱いしております。また、当社では豊富なメーカータイヤを取り扱っているので愛車にぴったりのタイヤを見つけることが可能です。もちろん、タイヤを持ち込みのお客様も気軽にご相談ください。