廃車買取の際に鍵がない場合は必要書類の再発行などの手続きをしよう

中に入れないため査定ができない

車の状態がよい場合は、廃車買取より中古車買取の方が買取価格は高くなるケースが多くなっています。しかし、鍵のない車の場合、鍵が閉まっていれば当然中に入れません。鍵が開いていて中に入れたとしても、エンジンがかけられないため価値を判断できず、査定を断られるケースも少なくありません。

鍵を作り直すにしても高額な費用がかかることもある

鍵がない場合は作ってもらえばよいと考える方もいらっしゃいますが、車の鍵は技術が進んでいることもあり、専門業者でも作れないケースがあります。

また、スマートキーなどの場合、鍵の交換がディーラーでないとできないことも多く、交換費用やディーラーへ車を持っていくためのレッカー代などで費用が高額になることも少なくありません。車を高く売ろうとしているのに、そのために多くの出費が伴うのは本末転倒といえるでしょう。

鍵がない車の中古車買取では、このように様々な手続きで問題が生じてしまいます。しかし、廃車買取の場合は、必要な書類さえ揃えられれば鍵がない車でも買取が可能です。まずは買取を依頼する店舗へ、鍵がない車の買取可否について確認しましょう。

宮崎の井上オートリサイクルでは、事故車・車検切れ車・過走行車はもちろん、鍵がない放置車や古い車の買取を承っております。中古車買取が難しい車も廃車買取で買取価格をお付けすることができますので、まずはお気軽にお問い合わせください。出張引き取りも承ります。

自分で行う場合

余計な費用をかけたくなく、取りに行く時間を作れる場合は自分で取りに行くのが確実です。この場合は、車検証再発行申請書や理由書、認印、免許証など、本人確認ができるものが必要になります。車検証再発行申請書や理由書は、宮崎運輸支局の窓口でもらうか、運輸支局のホームページからダウンロードして印刷することも可能です。

自分で行う場合は、申請した日に受け取ることができます。しかし、時期によっては混んでいて時間がかかってしまったり、平日しか受け付けていなかったりすることもあるため注意しましょう。

代行業者に依頼する

仕事が忙しく平日に時間を作れない場合などは、代行業者に依頼することも可能です。この場合、必要書類は業者が用意してくれるので、用意された委任状などにしっかりと目を通して署名や押印するだけで済みます。

欠点は、費用がかかってしまうことと、手元に車検証が届くまでに時間を要することです。

車検証を再発行する場合、「現在登録証明書」も用意できると廃車買取の手続きをよりスムーズに行うことができます。車検証の再発行には時間やお金がかかるので、面倒と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、手続きが遅くなるとそれだけ維持費がかかるなど、マイナスしかないため、できるだけ早めに廃車手続きをした方がよいでしょう。