【保存版】タイヤのお手入れ方法とタイミングについて紹介!
車の洗車をする際に、タイヤのお手入れを後回しにしていませんか。
タイヤは唯一路面に接している部分なので、実は、意外と汚れています。車のボディをキレイにすることも大切ですが、タイヤもピカピカにお手入れすることで、全体の印象がとても変わります。
そこで今回は、車のタイヤのお手入れ方法とホイールのお手入れ方法についてご紹介します。タイヤのお手入れ方法でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
タイヤのお手入れの重要性
車を運転していると、タイヤにはさまざまな汚れが付いてしまいます。タイヤは合成ゴムで作られた化学製品なので、汚れの部分と反応してゴムが変質してしまいます。また、土などの汚れは水分を吸収しやすいため、加水分解と呼ばれる反応を起こし、タイヤのゴムを劣化させてしまう恐れがあります。
タイヤが劣化するとタイヤの寿命が縮まるだけでなく、バーストなどの重大な事故につながる可能性もあるので、定期的にお手入れをして、汚れを落とすことが大切です。
タイヤの手入れタイミング
タイヤはかなり汚れが目立ってきたタイミングで洗うのがベストです。しかし、洗いすぎもよくありません。
タイヤはゴムでできているので、ボディと同じタイミングや感覚で洗ってしまうと悪影響を与えてしまう恐れがあります。そのため、タイヤは汚れが目立ってきたタイミングで洗うようにして、普段の洗車の際はホースの水で汚れだけを落とす程度にしておきましょう。
タイヤとホイールのお手入れ方法
まずは、タイヤとホイールのお手入れ方法について紹介していきます。
タイヤハウスのお手入れ方法
タイヤハウスとは、車体がタイヤを覆っている部分です。タイヤハウスは頑固な汚れが付いていることが多いので、水だけでは汚れがなかなか落ちません。そのため、中性洗剤などをブラシに付けて洗い、なるべくタイヤへ洗剤がかからないように注意して水をかけて、汚れを洗い流しましょう。
タイヤのお手入れ方法
洗剤でタイヤを洗うのは、薬品によるゴムの劣化を進めてしまう原因になるので、タイヤのお手入れをする際はできるだけ水だけで洗うようにしましょう。
洗い方は、まずホースで水をかけて、表面の汚れを落としていきます。次に、タイヤ用ブラシやタワシに水をたっぷりとつけて、汚れを落としていきます。水洗いでどうしても汚れが落ちない場合は、中性のカーシャンプーを薄めて使うようにしましょう。
洗剤を付けてブラッシングをしたあとは、すすぎ残しがあるとタイヤを劣化させてしまう原因になるので、しっかりと洗い流すことが重要です。水洗い後、タオルでタイヤを拭きあげればお手入れは完了です。
掃除後にタイヤワックスを塗ることで、見た目はキレイになりますが、かえって寿命を縮めてしまう可能性もあります。その理由としては、タイヤワックスの成分によっては界面活性剤が入っており、ゴムを傷めてしまう成分が入っているものがあるためです。そのため、成分や効果をよく調べた上で、使用目的と使用頻度に応じたタイヤワックスを使うようにしましょう。
ホイールのお手入れ方法
洗剤をホイールに直接かけると飛び散ってシミになる恐れがあるので、クリーナーをスポンジに付けて洗います。このときに使う洗剤もタイヤの劣化を防ぐためにも中性洗剤以外は使用にしないようにしましょう。
洗剤成分が残っているとシミになってしまうので、洗剤を使ってホイールを洗ったらしっかり水ですすぎます。最後に、乾いたタオルで拭きあげて完了です。
タイヤのチェックポイント
タイヤのお手入れの際にはタイヤの状態を確認するようにしましょう。タイヤをじっくりと見ることができる機会なので、タイヤ点検を行うにはベストタイミングです。
磨耗をチェックする
タイヤの溝の中には、スリップサインと呼ばれる一段高くなっている部分があります。タイヤの溝が「1.6mm未満」になるとスリップサインが表面に出てくるので、タイヤの交換の時期となります。
亀裂がないかをチェックする
亀裂はパンクの原因にもつながりかねないものです。表面、そして側面など全体を見て亀裂がないかをチェックしましょう。
小石が挟まっていないかチェックする
タイヤに小石が挟まっていると走行時に異音がするだけでなく、飛んだ場合、後続車に当たる恐れもあります。そのため、小石が詰まっていたらキーの先などを使って取り除くようにしましょう。
まとめ
タイヤは自動車部品の中でも特に交換サイクルが早いパーツです。そのため、日頃からお手入れをしてあげることで長持ちさせることができます。
タイヤ交換・購入を検討中の方は「株式会社井上オートリサイクル」にぜひお越しください。当社では国産タイヤだけでなく輸入タイヤも取り扱っております。また、タイヤ販売だけでなく中古部品の販売なども行っております。タイヤ交換・購入を検討中の方はぜひお問い合わせください。